Type of golf membership ゴルフ会員権の種類
ゴルフ会員権の種類
会員権には大きく分けて3つの種類があります。
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預託金会員制
「預託」という言葉の示す通り、会員が一定の金額をゴルフ場経営会社に預け、ゴルフ会員権を取得するシステムを指します。
この権利はゴルフをプレーする上での権利ですので、ゴルフ場の経営に関わる権利を得られるわけではありません。
経営者は預託金を資金としてゴルフ場の建設や運営、施設管理を行います。
会員が預けたお金は一定期間据え置かれる事になりますが、退会する場合、会員は「預託金返還請求権」を行使する事が可能です。
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社団法人制
民法34条にもとづき設立された、営利を目的としない公益法人のゴルフ会員権です。
ゴルフと体育振興を目的として設立された団体の会員権であり、基本的には終身会員制ですので、例外もありますが市場での売買が出来ません。
そのため、入会審査基準が非常に厳しく設定されている場合もあります。
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株主会員制
ゴルフ場発足時に、会員が株主として出資する形式の会員権です。
株主として会社の経営に参加する事が出来るので、株主総会で投票する権利を得る事となります。この点は預託金制との大きな違いとして挙げられる特徴です。
一般に、株式の総数全てを会員が保有している場合は完全株主会員制、株式の一部を会員が保有している場合は併存型株主制と呼称されています。
また、ゴルフ場経営会社が解散した場合は、会員の持ち株数に応じた資産分配を受ける権利が発生する場合もあります。
会員の種類
前の項目では会員権の種類を紹介しましたが、会員にもプレーの内容によっていくつかの種類があります。ここでは代表的なものを紹介していきます。
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正会員
ゴルフ場の定休日を除く全日のプレーが可能です。また、クラブの主催する全ての競技会に参加する事が出来ます。
市場での流通において、最も活発に取引が行われている点もこの正会員の特徴です。
平日会員・週日会員
ゴルフ場の定休日を除く月曜日〜金曜日、または月曜日〜土曜日の平日プレーが可能です。クラブ主催の競技に関しては、平日開催されるものに参加する事が出来ます。
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婦人会員
ゴルフクラブの設備の関係上、女性会員の入会に制限をかけているゴルフ場もあります。
通常の正会員と同等の扱いですが、女性会員は少数であるため、男性会員より価格が高くなってしまう事が多いようです。
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登録別会員
登録別会員には2種類あり、個人会員と法人会員に分かれます。
個人会員は名義が個人になっています。法人会員は企業が接待や交歓を目的として保有する会員権の事で、個人ではなく法人名での登録となります。
また、法人会員も記名式と無記名式の2つの会員権があり、記名式は内容により1名〜3名までのプレーが可能、無記名式は誰でもプレーする事が出来ます。
会員権には大きく3種類あり、会員自体にもプレー内容などによっていくつかの種類がある事がわかっていただけたと思います。
ご自分のプレーするサイクルや活用の仕方をじっくり検討して、最も条件に合った種類の会員権を購入するのが良いでしょう。
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